ー65歳母が大腸がんになったー ①「大腸がん」と診断されるまで

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2020年9月 ワタシの母が「大腸がんステージⅢ」と診断されました。
元々このブログではワタシの気ままな日常をゆる~く綴っていますが、母と同じ病で闘う人、また癌サバイバーの家族として思うこと・できること、情報や気持ちを共有できたらいいなと ここに記録することにしました。
母が一番最初に違和感に気付いたのは1年以上も前の2019年夏頃のこと。
症状としては「便意があるのにトイレに行っても出ずにお腹が痛い」。
しばらくして近所の胃腸科を受診。
問診、血液検査の結果「異状なし」だったものの、お医者さまからは「次また痛くなったら検便をしましょう」と勧められていたようです。
その後も「細い便が出る」「排便後もスッキリしない」「血便が出る」などの症状があったようですが、血便も出たり出なかったりで ”きばったせいで血が出たのかな?”と母本人は思っていたようです。昔から便秘体質でお腹も強いほうではなかったので、それも受診を遅らせる原因となったのかもしれません。
そんな症状があったりなかったりで半年以上も過ぎた2020年3月。
お腹がひきつるようなモーレツな痛みに襲われ、トイレから離れられない事件が起きたのです。
ワタシは実家から車で30分程の所に住んでいるので当時はその場におらず、尋常な痛がり方ではないと思った父が「救急車を呼ぶ」と言ったらしいのですが、「病院に着く前に救急車の中で漏らしてしまう」と母が強く拒否したため、腹痛が治まるまで そのままトイレで何時間もやり過ごすということがあったのです。
この時の母もそうですが、やっぱり女性にとっては恥ずかしさから大腸がん検査や肛門科といった所は なかなか抵抗感も強く受診のハードルは決して低くはないと思うのですが、いま母はワタシに「検診を受けなさい」と口を酸っぱくして言ってきます。専業主婦のワタシはもう長らく検診なんて受けておらず、ここらで本当に一度ちゃんと受けておこうと思います!
このトイレ籠城騒動からさらに半年近くの時が過ぎ、2020年8月 またもモーレツな腹痛に襲われ、ようやく母は先の胃腸科を再受診するのでした。
ここでの検査は血液検査と2日分の検便。
結果は、血液検査異常なし、検便のほうは やはり血便が確認され、大きな病院での腸カメラを勧められました。
紹介状を書いてもらい、総合病院への予約も この胃腸科が手配してくれたので、総合病院での腸カメラ検査の日を待つこととなりました。
この頃ちょうど安倍さんが持病の「潰瘍性大腸炎」悪化のため辞意を表明された頃で、ワタシは何の根拠もなく、母もきっと同じ病気だろうと、まさかガンだとは思ってもいなかったのです。

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